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なぜ体は硬くなるのか

2020.06.28//

こんにちは!
ストレッチアップ立川店の山根です。
 
夏もいよいよ目前ですね。外は気温も湿気も高い日本の夏らしい気候になり、私が住んでいる近くの山では、セミの鳴き声が聞こえ始めました。セミの鳴き声を聞くといよいよ夏本番という感じがしますね。
因みに鳴いていたセミは、松尾芭蕉の有名な俳句、「閑さや岩にしみいる蝉の声」において論争対象となったアブラゼミでした。どうでもいい話ですが、個人的に俳句の中でも、この俳句は特に好きです(笑)
 
さて、俳句の話もそこそこにして、今回はなぜ体は硬くなってしまうのか?について話していきたいと思います。
 
体が硬くなるということは、筋肉自体が硬くなっているということですが、この原因として、筋肉の材質的な変化や筋肉の緊張が挙げられます。
筋肉の材質的な変化とは、同じような姿勢を長時間とっていたり、筋肉を動かさずにいたりする時、時間とともに筋肉がどんどん硬くなってしまうということです。
経験している方もいらっしゃるかと思いますが、朝起きた時や、座りっぱなしもしくは立っぱなしの時にストレッチをすると、いつもより筋肉が硬くなってしまうのはこのためだったのです。
次に筋肉の緊張とは、筋肉の疲労や筋肉痛の時、筋肉はわずかに収縮活動を起こしており、この結果筋肉が硬くなってしまっているということです。
なぜ疲労状態や筋肉痛筋肉が収縮するのかは、いまだにわかっていないようですが、痛みなどの刺激が原因なのではないかと考えられているそうです。
筋肉が硬くなってしまうと血液を送り出す筋ポンプがうまく働かず、その結果血液の循環が悪くなり、さらに体が硬くなるという悪循環に陥ります。
 
そこでストレッチをすることにより、硬くなった筋肉をほぐし、筋肉の緊張も和らげることができます。
現代社会において、パソコンと長時間向き合ってお仕事をされる方は非常に多いと思います。加えて、この新型コロナの流行の影響による在宅ワークで、一層長時間同じような姿勢で仕事をされている方増えていると思います。
そんな時こそ、仕事の合間にストレッチを行い、滞っている血流を流していきましょう。また、ストレッチにはリラックス効果があることも報告されていますので、睡眠の前にも積極的に行っていきたいですね。
 
それでは今回はここまでとなります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
 
参考・引用文献

谷本道哉 荒川裕志 石井直方 『使える筋肉・使えない筋肉 アスリートのための筋力トレーニングバイブル』 ナツメ社, 2018年

 
 
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