自律神経を整える～心と身体のバランスを取り戻す～

こんにちは

ストレッチアップ武蔵関店の猪股です。

今日は最近よく聞く自律神経についてお伝えします。

現代を生きる私たちにとって「自律神経の乱れ」は無視できないテーマです。

疲れやすい、眠れない、理由もなく不安になる…そんな症状が続くとき、もしかすると自律神経が乱れているかもしれません。

この記事では、自律神経とは何か、なぜ乱れるのか、そして日常でできる整え方についてお伝えします。

自律神経って何？

自律神経とは、自分の意思ではコントロールできない「呼吸」「消化」「心拍」「体温調節」などを司っている神経系です。

この自律神経は大きく分けて２つあります。

・交感神経：緊張・興奮・活動モード（アクセル）

・副交感神経：リラックス・回復・休息モード（ブレーキ）

健康な状態では、この２つがバランスよく切り替わっております。しかし、ストレスや生活習慣の乱れによってこのバランスが崩れると、身体や心に不調が出やすくなります。

自律神経が乱れるとどうなる？

 
以下のような症状が現れることがあります。

・朝起きられない／寝つきが悪い

・頭痛や肩こりのめまい

・手足の冷えやほてり

・胃腸の不調

・イライラや不安感

・すぐに疲れてしまう

私自身も忙しい日々が続いた時に「なんだかずっと緊張している」「休んでいても心が休まらない」と感じることがありました。身体はサインを出しているのに、それを無視して頑張りすぎてしまう。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか？

 

自律神経を整えるためにできること

１，呼吸に意識を向ける
「ゆっくり吐く」ことが副交感神経を優位にします。おすすめは、４秒吸って８秒吐く深い呼吸。

ストレッチや軽い運動の後にこの呼吸法を取り入れるとより効果的です。

２，朝の光を浴びる
起きてから30分以内に太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、自律神経のリズムも整いやすくなります。

３，スマホを手放す時間を作る
夜遅くまでのスマホの使用は、交感神経が優位になりやすい原因に。眠る前はスマホではなく、温かい飲み物や音楽、読書など「リラックスできる時間」を。

４，ストレッチやゆるい運動を取り入れる
筋肉の緊張を緩めると、心も身体も自然とほどけてきます。

整えるとは無理をしないこと

自律神経を整えるとは、頑張ることではなく、力を抜くことでもあります。

休むことに罪悪感を持たず、自分のペースを尊重する。

そんな「心と身体のバランス感覚」を育てていくことが、本当の意味で整えるかもしれません。