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早食いはカラダに悪い

2024.04.25/

みなさんこんにちは。

ストレッチアップ武蔵関店の村山です。

 
「早食いはカラダに悪い」
誰でも一度は耳にしたことがあるかもしれない言葉ですね。
ゆっくりとよく噛んで食べたいけど忙しい現代社会ではなかなか毎食そのように食べることが難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「時間を有効に使う手段」として早食いをすることはポジティブな理由もありますが、深刻な問題を引き起こす可能性もあります。
今回は早食いの実態や早食いがもたらす健康リスクについて詳しくご紹介します。
 
早食いが引き起こす健康へのリスク


早食いは健康リスクを引き起こす可能性があります。
消化吸収だけでなく、体重増加がもたらす疾患までさまざまな影響について解説します。

 
胃が大きくなる
一般的には食べる際に咀嚼することで満腹感を感じます。
しかし早食いの場合は満腹感を感じる前に多くの食事を摂ることができてしまうので結果として胃が拡張し、通常の量では満腹感を得にくくなります。
 
体重の増加
先述と似ていますが、食事を進めるとやがて「満腹」と感じますが、これは胃内に入った食物によって満腹中枢が刺激されることで脳が認識するために自覚できます。
早食いの場合は、胃から脳に伝わる「満腹」のサインが届く前に次々に食物を摂る状態なので満腹だという感覚になる前にどんどん食べ続けてしまうことで、体にとって必要以上を食べてしまいます。
この状態が続けば、もちろんカロリーオーバーとなり、消化しきれないカロリーの為に体重が増加する、ぜい肉が付くなどという悪循環になります。
 
睡眠の質の低下
消化不良や胃の不快感は、質の良い睡眠を妨げる原因となり得ます。
早食いの場合は、十分に咀嚼せずに食物を飲み込むことで消化管での消化吸収に時間がかかります。そればかりか、十分に消化されないまま胃→十二指腸→小腸……と次々に消化管を進んでしまうと、消化不良の状態になります。
消化不良の状態は、睡眠の質が低下するだけでなく、十分な休息をとれなければ疲れやイライラが積み重なりストレスが解消されず、やがて心の健康を害する可能性があります。
 
早食いしないための対策

食事の時間は、日々の生活の中でリラックスしたい大切な時間です。
大切な時間をゆっくりと楽しむためにも、早食いになりにくい食事のポイントをいくつか紹介します。

 
繊維が多い食材
食物繊維が豊富な食材は噛む回数が増えるため、早食いを防ぎます。
また、満腹感を得やすいため過食も防止できます。
野菜や果物、全粒粉のパンやご飯などがおすすめです。

 
しっかりとした食感のもの
肉や魚、ナッツなどの食材は、その食感から噛む必要があります。
飲み込むまでに時間がかかり早食いしにくくなります。

 
食事のバランスを考える
主食、副菜、汁物、デザートなど、食事の構成をバランスよく組み立てることで食事のペースが自然と落ち着きます。
一品物よりも定食にすれば、それぞれの食材や料理の違いを味わいながら食べることにつながり、食事がより楽しめるでしょう。

 
熱々や冷たいものを取り入れる
熱々の鍋物や冷たいデザートは早食いが難しいです。
少し強引な方法かもしれませんが、熱い食べ物は咀嚼している間に温度が下がり、冷たいものは舌の上で溶けるのを待つことになるため早食いができないともいえます。
温度差のある品を取り入れることで食事のペースは自然にゆっくりになり、落ち着いて食事を楽しむことにつながります。

 
まとめ
食事は私たちの生活の中で欠かせない時間であり、健康や心の安定のためにも大切にしたい習慣です。
早食いはさまざまな健康リスクをもたらします。
早食いにより、胃などの消化管のトラブル体重の増加睡眠の質の低下の他にも虫歯食道のトラブルなどにつながります。
また、食材の選び方食事のバランスや環境を整えること水分を摂るなどにも気を付けることで早食いを防止できます。
健康な体を維持するために「食事」は必要不可欠なものです。 食事のタイミングや食材に気を配ることはもちろんですが「食べ方」も工夫することが重要です。
「早食い」は長い期間をかけて意識せずに習慣づいてしまったケースが多いため、自覚して改善するしかありません。 しかし、毎日繰り返される食事の際に意識するだけで少しづつ習慣が置き換わるのも事実です。
まずは一口30回噛むことを意識してみましょう。
今後の健康を維持するために今日から「早食い」を見直し、より健康な体作りを目指しましょう。
 
 
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